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Come on Baby Blue
Shake up your tired eyes
The world is waiting for you
May all your dreaming fill the empty sky
But if it makes you happy
Keep on clapping
Just remember I'll be by your side
And if you don't let go it's gonna pass you by

let there be love




象工場で働く為の必須条件
どうも、是非とも象工場で働きたいと考えているhopeさんです。
もし象工場について何かご存知の方がいらしたら、hopeさんまでご一報くださいませ。
できれば神経部分を作る第8セクションあたりにて働きたく思っております。


そんなこんなで久々に図書館に行く。

近所の図書館は区役所の中にある。なので駐車場代が無料という、実に素晴らしい特典がある。最近の公共施設は駐車場代とるからね。無料で本も読み放題だし、本当にありがたいかぎりだ。

おそらく『アタシマニア』な皆サマは、私の磯子図書館利用率が高いのをご存じかと思うが、理由は活字が好きというより無料という魅力に実は取りつかれてるからなんです。


磯子区役所の社食が一般開放されているのは、皆サマご存じだろうか?
磯子の海を展望しながら食事を楽しめるんだぜっ。

なんだろね。どこか懐かしい、絶対にどっかで食べたことのある味がするんだよね。今はもうめっきりと少なくなった百貨店やデパートの一番上の階にあるレストラン街でも「大衆食堂」的な古典的なレストラン、同じ味がするんだよね。本当、懐かしい。
なにげにランチセット以外にもラーメンやそば系もあるし、ジュースもケーキセットもホットケーキまでおいてるんだよね。

まさに、小さい頃の、胸ときめく味。

そしてこの食堂の一番の売りは「海を見ながらの食事」です。工業地帯ではあるのでロマンチックな砂浜を眺めながらの食事ではないが、船を見ながらの食事も貴重な体験だぜっ。


この工業地帯のどこかに象工場がある可能性は極めて低い。なぜなら象工場は森の中にひっそりとあるからだ。


羊男のクリスマス

そんなこんなで先日読んだ本はこの羊男の話ではなく、「蛍、納屋を焼く」などが詰まった短編集でございます。

短編集の総集編で読んだのもはいってるんだが、なぜかタイトル「蛍」は読んでない。時間がなかったからさ。

「納屋を焼く」と「踊る小人」がずっしりと今はきてるかな。

村上春樹の作品を読めば読む程、ワールドにハマっていく。そして読んだ次の日には、かなりの高い確率でおばあちゃんとの思い出がよみがえってくる。とても忘れたい、でも忘れたくない悲しい思い出ばかり。悲しいけど、とっても大切な思い出ばかり。しかも思い出すのは日常のなんの変哲もない瞬間なのだ。泣けてくる。

なんだろ、日常の中の非日常な部分や非日常の中の日常な部分を描くことが多いように思う村上春樹の短編。私はじっくり読む時間もないってのもあるが、基本的に村上春樹の短編がとても大好き。って、耳にタコが出来る程言ってるのですが、たぶんもう大好きって次元じゃないんだろうね。生活習慣というか常備薬というか・・・。

私が思うに、村上春樹の作品は、私の中のなにかとても大切な部分を刺激するんだよね。ひっそりとしておきたいような、そんな鍵をかけている場所にさえも、気づいたら入り込んでしまうんだよね。

だから泣いてしまいそうになる。

きっとそれが今の自分が一番大切にしなきゃいけないこと。思い出させてくれているんだろう。


だから私は象工場の第8セクションあたりにて働きたく思っております。
by hope0402 | 2006-07-25 02:04 | 本・映画
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