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Come on Baby Blue
Shake up your tired eyes
The world is waiting for you
May all your dreaming fill the empty sky
But if it makes you happy
Keep on clapping
Just remember I'll be by your side
And if you don't let go it's gonna pass you by

let there be love




培ってきた音楽
はいっ、画像とこのブログ内容は・・・ちょっとだけ関係あります。



日本国民の大半は聴いたであろうアジカンの3rdAのファンクラブ。

私の素直な感想、いい意味で「懐かしい」音だなーって。

私は今月号のロッキンオンジャパンのインタビューは読んでないから、いつものようにすべて推測の世界なんだけど、このアルバムで後藤さんがやりたかったのって、「自分の好きな音楽」なのかなぁと思ってみたり。

いやね、今までがそうではないと言ってるわけじゃなくってね、もっと親切にいつと、「自分が今まで好きで聴いて育ってきた音楽にリスペクトをこめて、こねこねと音楽を生み出しました」って感じ。

あのねー、パクリとかマネとかってわけじゃないんだけど、アルバム聴いてると「あれ、これって○○○さんのイメージわかない?ってかこことかそんな感じじゃね?」って気持ちになる時が多々ある。洋楽邦楽問わず、そんな気持ちに多々なる。

例えばセンスレス、民生さんとか吉井さんとかが得意分野な音じゃない?
私は思わず「あー・・・ここんとこ民生さんの声でもドンピシャはまんじゃね?」なんて思った。曲によってはスピッツが浮かんだりとか(真冬のダンスとか、入り方からしてなんかね。ギターは全然違うけど。)。

重ねて言うが、パクリとかじゃないからね。

つまり。洋楽邦楽そして年代も問わず、後藤正文という1人の人間が大好きな音楽に敬意を払ったアルバム、そんなふうに思った。だから基本的には90年代的な(もしくは80年代より前とかもね)ニオイがする、ように思う。
初心に戻るじゃないけれど、「音楽が好きだから」という素直な気持ちにリセットして作られてるんじゃないのかなぁ、とね。だから「ファンクラブ」なのかなと。

だってもう私の年代には(正確に言うと後藤氏とは4つ違いだけど、聴いて育った音楽の好みがほんと似てるのよ)懐かしい音だって。どちらかっていうと今の「音楽シーン」というものは完璧にシカトしてますって。こんだけ知名度も上がれば日本という国では嫌でも数字は出るけど、嫌って言う程「売り線」では作ってない。

その潔さが気持ちがいい。

ブラックアウト、ブルートレイン、ワールドアパート、バタフライ、暗号のワルツ、センスレス、路地裏のうさぎ、桜草(順不同)が特に私の琴線にふれるんだが、バタフライのサビには皆サマ要注目!このサビが一番「あぁ、あぁそうね!」って気持ちになる。

 僕の両手にはこれだけだよ

うんうん、なんかワールドアパートの意味が少しだけ分かってきたかも(笑)。

全体的に詩としては一環として崩壊アンプリファー以前から書いていることは激変してはいないんだけど、さらに言葉が皆に伝わりやすく心の扉を開いてるんじゃない後藤さん?!って感じに思う。
音としては全アルバム並べて種別分けしたとするなら、意味的な位置としても崩壊アンプリファーに近いんじゃないのかな?「ひたむきなまでに音楽少年」なんだよね、後藤さんって。

大丈夫、今年30歳でもオジさんじゃないから。

まぁーとやかく言っても最終的には「懐かしい」って気持ちになるので、もーなんにも言わない。

ひとつ言うと潔君のドラムが意図的だとは思うけど、あんまり跳ねてないのが残念。そのかわりギター聴いちゃう。あと暗号のワルツのボーカルだけ三連の部分がなんか好き。

いいよ、とにかく全部好きってことにしといてよ。
乱暴でエラそうって思われてもいいよ。


そしてここからが何故weezerの画像を使ったかの謎解き。

うん、たぶんもうすでにわかってる人は分かってると思うんだけど、いちおうぼやいてもいいかな。

私の中で、どーしてもアジカンとweezerがかぶって仕方がない。音楽的とかじゃなくて、主にリヴァースと後藤氏の性格やバンドでの位置的なことでね。

どちらも共通してボーカルのワンマンバンドではないんだけど、結局はそのニオイが強くなってしまう。
リヴァースも後藤氏も他人が想像するよりも遥かにコンプレックスが強い人間だと思う。強いけど、それ以上にとても弱くて脆い部分を持ってるの。だから、自分の大好きな音楽に執着するし悩まされ立ち上がって・・・殻に閉じこもっちゃう。憧れが強くなる。

有名だけど、リヴァースって本当はKISSとかメタルやヘヴィメタ好きじゃん。あんなに泣きのメロディ作っちゃうけど、内面は限りなく激しいモノを持っているんだと思う。いろいろ好きな音楽を作っているけど、皆の反応に怖がりながら、でも自分を持たずにいられない。そして最後にはいつも「音楽を愛してる」ぐらい思っちゃうんだよリヴァースは。

MAKE BELEAVEで胸はって「これが僕(weezer)の音楽だ!」ってリヴァースは私達に言ってる気がする。売れる売れない関係なく自分の音楽を出し切ったんじゃないのかな。

まぁ、出し切ったっていうけどまだまだ出していってもらわないと私は困る。

いろいろこねこね作ったとは思うけど、ファンクラブはそんな感じなんじゃないのかな。(コンプレックスが強い)「そんな僕らの」アルバムなんだよ。「君に伝うかな」って言っときながら「伝うわけない」って諦めちゃう「そんな僕らの」アルバムなんだよ。

でも言っとくけどリヴァースの方が悟りを開いてるからね。

憧れ、だからoasisに憧れる(この意味はわかってくれる人だけ分かればいいや)。


まー私の思ったことだから本当かどうかわかんないけどさ。って最終的に無責任(笑)。ただ私も他人が思うよりコンプレックスが強い人間だから、なーんかそーんなこと思ったの。
後藤さん、本当にダフタウンでお会いすることがあったら1杯おごるからさ。プライベートで何かあったか興味はないけど、感じ取ってくれる人間はいるからさ。所詮100%人間理解しあうなんて不可能に近いんだからさ。だからこそのコミュニケーション、広く浅くじゃなくて深く狭くで全然いいんだないのかな。1球入魂しとけばなんとかなるって。私も難しいと思うけど。

あなたには音楽があるんだから。
私はファンクラブ好きだよ。


関係ないけど。「そんな僕らの」って言葉好きよね。
by hope0402 | 2006-03-17 02:25 | アジカン
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